新年のご挨拶

組合員の皆様へ

新年、明けましておめでとうございます

 

組合員の皆様方におかれましては、新春をご家族お揃いで健やかに迎えられたことと心からお慶び申し上げます。

 

さて、2022年を振り返りますと、長引くロシアのウクライナ侵攻、収束の見通しの立たない新型コロナウイルス感染症等の影響により、燃料価格や原材料価格が高騰したため、経済の回復は滞り、人々の暮らしは大きな打撃を受けています。県内では、新型コロナの感染が高水準で続くとともに北陸新幹線の遅延など、社会経済情勢に大きな影響が出ています。一方で、2022年サッカーワールドカップでは、森保ジャパンの活躍が感動と勇気を与え、あきらめない気持ちと届かない大きな壁があることも大きな教訓となりました。

 

このような情勢の中、当生協の2022年度上半期の決算状況は、感染対策関連用品の需要減等によりまして昨年度を大きく下回る結果となりました。新型コロナ感染症の収束の見通しが立たない中、大変厳しい経営を余儀なくされていますが、少しずつですが、回復の兆しも見えつつあります。当生協といたしましては、年度末決算に向けて、知恵を絞り創意工夫をしながら、何としても経営の健全性、安定性の確保に努めてまいりたいと考えております。

 

今年の干支は「癸卯」であります。「癸・みずのと」は、物事の終わりと始まりを意味するほか、春間近でつぼみが花開く直前であるといわれ、「卯」は冬の門が開き、飛び出るという意味があるといわれています。つまり、これまでの努力が花開き、成長し大きく躍動する年といえます。

 

当生協の原点は、自分達の自分達による自分達のための協同組合、協同組織性であります。そしてそのことは、当生協の「一人は万人のために、万人は一人のために」の経営理念に、組合のミッション(使命)、ビジョン(将来目標)、バリュー(組織共通の価値観)として込められています。役職員一同、この経営理念を胸に、これまでの努力が大きく花開き、組合員の皆様に満足いただけるよう、当生協が大きく飛躍できるよう、更なる努力を重ねてまいる所存であります。

 

本年も組合員の皆様方のご健勝、ご多幸を心からご祈念申し上げますとともに、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

 

福井県庁生活協同組合

理事長  田邊  猛人

役職員一同